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2017-02-10

【カンバツ仮囲いへの道】 第1話 木材の消費拡大を真剣に考える

ジオシステムは、平成元年から補強土工法の販売をスタートし、おかげさまで1万7千件を超える道路工事や造成工事に採用していただきました。特に壁面を緑化する「ワイヤーウォール」の施工現場は中山間地域に多く、中でも林道とは長く深い縁があります。

近年、自然と触れ合う森林ツーリズムでも林道が利用されていますが、本来は林業を施業するための道路であり、木材を効率よく運搬するという大切な役割があります。
しかし、木材から工業資材への転換、安価な輸入木材の増加によって、国内の木材生産量はピーク時の30%にまで減少し、これまでに建設してきた林道でさえ、その機能を十分に発揮していない状況が続いています。このままでは林道の整備が停滞し、森林の荒廃が進んでしまう恐れがあります。

私たちは、林業の生産 → 輸送 → 加工 → 消費という流れの中で、木材の消費が重要であると考えました。木材の消費拡大が林業の再生と地域経済の活性化につながるという想いのもと、木材の付加価値を生かした商品開発の道を模索していました。

そんなとき、ある方にフランスの工事現場写真をみせていただく機会がありました。そこに写っていた木製仮囲いの意匠性に惹かれ、2014年夏「カンバツ仮囲い」の開発に着手することを決めました(つづく)。